歯周病は歯周病原因菌による感染症ですが、急性症状としてすぐ自覚できる症状はなく慢性症状でじわじわと進行する感染症です。
しかし、歯周病は自分で予防する事が可能な疾患であり、これは生活習慣を改善することにより病気の発症や進行が予防できる高血圧、心臓病、糖尿病などと一緒であると考えられます。
予防する為にはきちんとした歯磨きを習慣の中に取り入れているかどうかが最も重要なポイントにはなりますが、その他に食習慣、喫煙、ストレスなどが歯周病の発症と進行に影響を及ぼします。
砂糖
口の中の細菌が砂糖を栄養に歯の表面にネバネバしたプラークを形成し、付着させます。このプラークに嫌気性菌が付着し、歯周病をより悪化させます。
柔らかい食べ物
調理加工された食物は軟らかく、自浄性が悪く、歯の表面に停滞しやすいので、細菌にとって格好の栄養分であり、すみ家になり歯周病の原因になります。
飲酒
歯周病の原因として直接結びつきませんが、夜の飲酒により歯磨きが不規則になったりさぼったりする原因にはなります。
喫煙
歯肉の血管に影響を及ぼし、歯周病にかかりやすくしたり、悪化させたりします。もちろん禁煙されることをお勧めしますが、一日10本程度におさえるだけでも
歯周病の改善に効果があるとさせています。
ストレス
物理的ストレス(夜勤など)や心理的ストレス(離婚・リストラなど)で生活のリズムを乱すことで免疫力の低下をまねき、歯周病を発生させたり、悪化させると考えられます。
食生活の改善が必要です
生活習慣の中で最も歯周病と関連しているのは食事です。まず食習慣の見直しが歯周病にならない為の第一歩と言えるでしょう。
このような症状が感じられた場合は歯周病の可能性があるので一度、検査をする事をお勧めします。